夢ねこ★不思議缶

夢ねこ★ 空想・妄想の缶詰は。。。いかが?

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【孤独とわたし】



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【孤独とわたし】


静かに しずかに  降る雨は

やさしい孤独の 匂いがします



孤独は 静かにやってきて

ひっそり 隣に座ります



そうして 静かに笑いかけ

おまえは 何故に 俺を呼ぶのだ

人があふれた 都会の真ん中で

おまえは 何故に独りぽっちなのだと

やさしく やさしく 尋ねます



わたしは 孤独に こたえます

わたしは わたしが わからない

わたしは どうして ここにいるのか

わたしは なにが ほしいのか

わたしは わたしが わからない



孤独は 憐れむように わたしを見て

そうか おまえもそうなのか

俺にも とんとわからぬのだ

何故に 俺は いつも 独りなのか

何故に 俺は存在するのか

俺がいるから 人は 孤独になるのか

それとも 人に必要だから 俺は生まれたのか

俺にも とんとわからぬのだ



遥か 神代(かみよ)の昔から

俺は 常に人と在る

だがな

この星が まだまだ昏(くら)く

人もまばらな 遥かな昔

人は 俺が隣に在っても

おまえのように 【わからなく】はなかったぞ



人というのは 不思議なものよの

この星に満ちあふれるほどに 生を受け

見える 聴こえる 話せる

何も不自由ないくせに

あふれるほどに 孤独になると

近づくほどに 他人の心がわからぬと

悩み 苦しみ 嘆き  俺を呼ぶ



人というものは 我がままなものよの

便利が過ぎると 孤独になると

今では 暗き星は

宇宙(そら)の闇の中でさえ 明るく輝き

人の心さえ 明るく照らすほどに思えても

それでも 俺が呼ばれてやってくる

 

そう言って 孤独はわたしを抱きしめて

いつでもお呼び

おまえを こうして 抱きしめることしかできないが

孤独の向こうにあるものを 想い出せれば

おまえも 俺を愛することができるやもしれぬ

忘れるな

俺は 常におまえと共に在る

 

孤独の魂は 翼をもった鳥となり

わたしの 頭上をくるりと回って

空の高みに 消えていった



冷んやりとした 孤独のぬくもりは

なんだか 懐かしい海の匂いがした



そうだ

わたしは 憶えてる

わたしの中に 孤独はいたが

わたしは ひとりではなかったと



静かに しずかに 降る雨は

いつかいつかの 波の音

しずかに 静かに 降る雨は

記憶の欠片 

沈黙の子守唄



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